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プロ野球のペナントレースも後半に差し掛かり、残り試合も30数試合となりました。
セリーグでは広島が首位をキープし、逃げ切り態勢に入っておりますが、パリーグの首位攻防戦は俄然熱気を帯びてきています。
パリーグ2位の日本ハムは、17日に行われたオリックス戦に勝利し、最大11・5ゲームあった首位ソフトバンクとの差を0・5ゲーム差まで縮めました。
そして日本ハムは昨日18日も勝利し、対するソフトバンクは敗戦。
ついに日本ハムが首位を奪還したかと思いきや、ここで思わぬ珍現象が起こりました。
ソフトバンクは敗れたものの、引き分け数が多いため勝率.621。
日本ハムは勝率.620で、ゲーム差ではひっくり返したものの、2位のまま。
わずか1厘の勝率差で首位奪還とはいきませんでした。
7月に入ったころには史上最速でリーグ優勝マジックが点灯するのではと噂されていたソフトバンクですが、一ヶ月半後にまさかこのような展開になっているとは、多くのプロ野球ファンも想像していなかったと思います。
※リンク先の「パ・リーグ 2016年 首位からのゲーム差グラフ」を見ていただければ一目瞭然で、今シーズンのソフトバンクが驚異的なほどに首位を独走していたかがよくわかります。
もちろん、まだまだ勝負の行方は誰にもわからないところではありますが、2位以下が首位から最大ゲーム差をひっくり返してリーグ優勝した過去の事例を調べてみました。
★1963年:西鉄ライオンズ(現:埼玉西武ライオンズ)が、南海ホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)と最大14.5ゲーム差からの大逆転優勝。
★1996年:読売ジャイアンツは首位に最大11.5ゲーム差をつけられていたが大逆転優勝。この年の流行大賞にも選ばれた「メークドラマ」が完成。
★2008年:読売ジャイアンツが、阪神タイガースと最大13ゲーム差から大逆転優勝し、「メークレジェンド」の完成。ちなみに、このゲーム差からの逆転優勝記録はセ・リーグ新記録で、プロ野球全体では1963年の西鉄ライオンズに次ぐ2番目となった。
つまり、仮に日本ハムが今の勢いで首位を奪還して最終的にリーグ優勝した場合、2008年の巨人以来の大逆転優勝ということになります。
今日から日本ハムとソフトバンクの直接対決3連戦となる「天王山」です。
勝敗次第では今後のペナントレースに大きく影響してくる重要な試合となります。
私はマリーンズファンではありますが、プロ野球ファンでなくても目が離せない決戦となりそうです。
◆おまけ
日本プロ野球の歴史において、リーグ戦3位のチームが日本一に輝いたのは、たった一例しかありません。
2010年「史上最大の下克上」として球史に残る、千葉ロッテマリーンズの日本一です。
※クライマックスシリーズについては色々意見があると思いますが、それはまたシーズンオフにでも書きたいと思います。個人的には試合に緊張感があり、選手のモチベーションも高いので面白いと思うのですが。
更新日時 : 2016年08月19日 | この記事へのリンク :