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民泊仲介最大手の米エアビーアンドビーのサイトで、民泊のルールを定めた新法の施行以降も、違法な「ヤミ民泊」の疑いのある物件の掲載が続いていることが20日、分かった。
架空の届け出番号を記載している物件が複数見つかり、エアビーも状況確認を開始。
観光庁は全仲介業者を対象に実態調査に乗り出した。
※引用元:朝日新聞より
ある意味、掲載ルールの盲点をついた結果といえます。
エアビー社は確かに15日の新法施行以降は、民泊許可を受けた届出番号がなければ掲載はしない方針で、アピールしていました。
ですが、物件掲載の際、この届出番号が正しいものなのか確認をしていなかったのです。
これでは架空の届出番号を通知すれば掲載が可能となってしまうわけで…。
>エアビーの広報担当者は新法が施行された15日、「前日夜までに、番号のない民泊物件はすべて非公開にした。違法物件の掲載は1件もない」としていた。
>朝日新聞がエアビーのサイトで掲載されている物件の届け出番号を、自治体が公表している受理済みの届け出番号と照合すると、一致しない番号が見つかった。
これではチェックが甘かったと言われても仕方がないですね。
よくある賃貸マンションやアパートをポータルサイトに掲載したい場合、我々不動産業者の免許番号が記載された許可証明書を掲載元に提出するのが一般的です。
自治体から送られてくる民泊の届出番号通知は、恐らくこういった証明書的なものがないのではないでしょうか。
逆にこういったニュースが流れてしまった以上、他のサイトでも架空の届出番号を使用した違法民泊が増えるかもしれません。
更新日時 : 2018年06月21日 | この記事へのリンク :