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先日、ある住宅会社の人から聞いたのだが、最近は、マンションに住むと管理費や修繕積立金が毎月かかることを嫌がる人が多いそうだ。
マンションと一戸建てを比較検討するときに、マンションを敬遠する大きな要因になる人も少なくないらしい。
そういう人は昔からいないわけではないが、長引くデフレで所得が伸びにくい世の中が続いたことで、コストに神経質になる人が増えているのかもしれない。
※引用元:朝日新聞より
分譲マンションを買えばローンの有無に関わらず管理費や修繕積立金が毎月必要になってきます。
普段あまりダイレクトに感じることがない管理費の部分については理解できるところもありますが、修繕積立金まで難色を示すようでは、そもそもマンション住まいには向いていないのではないでしょうか。
>管理費や修繕積立金を払うのを嫌がる人が多いということは、それらを払うことで得られる対価がわかりにくいのだと思う。
対価=メリット。
何でもかんでも損得勘定するのは好ましくないと思いますが、具体的な明細が送られてくるわけではないので、その辺りが不透明な印象を与えるのも仕方ないのかもしれません。
>筆者がマンションの管理費の「対価」を実感したのは、マンションから一戸建てに住み替えてからだ。マンション時代には「誰かがやってくれる」ので意識したこともなかった生活上の作業が、一戸建てに住むとすべて自分に降りかかってきたのがきっかけだ。
これはまさにその通りではないかと思います。
例としては正しくないのかもしれませんが、実家を出て初めて一人暮らしをした時にかかる家賃や水道光熱費、 掃除、洗濯など、自分で処理しなければならないようになり、改めて親のありがたみを感じたはずです。
いい意味でマンションは丸投げできますが、戸建ては自分で対処しなければなりません。
そして、どちらにもメリットやデメリットは存在します。
その中でメリットを享受したいのであれば、その分のコストを負担しなければならないのです。
このことはよく理解しなければならないことだと思います。
更新日時 : 2017年08月09日 | この記事へのリンク :