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管理人はいるのが当たり前――そう思い込んでいる人ほど、彼らが普段、どれほど面倒事を引き受けてくれているかを知らない。
いざいなくなったとき、待ち受けているのは絶望的な現実だった。
※引用元:週刊現代より
週刊現代さんで非常に興味深い記事がありましたのでご紹介します。
いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態
記事を読んでいただければわかりますが、決して特殊なケースではありません。
管理人失踪というショッキングな文言が使われていますが、長年管理人をされていた方が年齢を理由に辞めてしまう事態が多発しているのです。
じゃあ、新しい管理人を雇えばいいのでは?
そんな簡単に解決できるのなら記事にはなりません。
新しい管理人が集まらず、マンションが荒廃していくのです。
>「近年、小規模な管理会社の人間と話していると『管理人のなり手が足りない』という話はよく聞きます。募集してもなかなか集まらないので、マンションから受注しても紹介できずに撤退する案件が多い。
>もちろん、予算が限られていることもありますが、最大の原因は、これまで管理業務の中心を担ってきたリタイア世代の高齢化。
>もともと管理業務は肉体的にしんどい仕事のうえ、増加する外国人居住者への対応や、高齢者の介護に近い仕事もあり、精神的な消耗も大きく敬遠される要因になっています」
ゴミの問題、給排水管の問題、住民同士のトラブル…。
こういった問題を間に立って未然に防いでくれていたのが管理人さんだったのです。
誰にでもできる仕事ではないうえ、給料は安いためさらになり手がいないという負のスパイラル。
管理人常駐型のマンションにお住まいの方は、今後管理人の確保という点に注意しなければならないと思います。
管理人の業務ほど機械化が難しいだけに、深刻な問題となっていきそうですね。
更新日時 : 2017年07月10日 | この記事へのリンク :