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総務省の住宅・土地統計調査によると、2013年時点で東京都内の空き家は約82万戸。
空き家数は30年あまりで倍増している。
※引用元:日本経済新聞より
2013年時点での調査結果ですが、東京都内だけでも約82万戸もの空き家があることがわかりました。
データの元となる1983年の時点で都内には約39.5万戸の空き家があったとのことですが、倍増というのは尋常な数字ではありません。
4年前でこの結果ということは、現在は倍増どころかさらに増加しているのは間違いないでしょう。
>空き家のうち、約60万戸は賃貸用だ。賃貸住宅をつくれば節税効果が上がるとみて過剰供給が進んだとの見方が出ている。一方、持ち主が長期にわたっていない空き家も約15万戸ある。
賃貸向けのアパート、マンションだけで約60万戸の空き家。
東京への人口流入は増加しているにもかかわらずこの有様ですから、供給過多なのは明らかといえます。
当社でも賃貸マンションやアパートの管理をさせていただいており、ありがたいことに現在は全て満室となっています。
もちろん、ここ数年の間に退去される入居者様はいらっしゃいましたし、募集業務も行っていましたが、その間に感じたことは「立地が最重要」だということです。
設備よりも物件の所在地が大事なのです。
そのほかにも満室にする際のポイントはありますが、家賃などの金額面よりも立地がすべてといっても過言ではありません。
約60万戸の賃貸向け空き家は、おそらく立地に難がある可能性があります。
データを分析するにあたって着目点を変えると、また新しい対策方法が見えてくるかもしれません。
更新日時 : 2017年07月01日 | この記事へのリンク :