新宿歌舞伎町の賃貸、貸店舗物件、居抜き店舗、リース店舗、貸事務所の不動産仲介や管理のことなら経企画へ。
東京都江東区にある約160戸のマンション。管理人の佐藤さん(仮名)が4月に72歳の誕生日を迎え、定年となった。
と同時に、管理会社との契約で3人と定められた管理人が1人欠員となった。
このマンションを管理する会社は、佐藤さんが定年を迎える1年以上前から人員を募集していた。だが、この日まで応募はなかった。
「このような事態は都心部のあちこちのマンションで起きている」。複数の管理会社の幹部はこう口をそろえる。
※引用元:東洋経済オンラインより
今回の東洋経済さんの記事は必読です!
「マンション管理人」の人手不足がヤバすぎる
人手不足は飲食業や農業だけではなく、マンション管理人にまで及んでいるのです。
そもそも募集しても集まらず、応募者自体が減っているという現実。
時給3割増でも集まらない。
抜本的対策が見つからない。
記事にもありますように、機械化が容易ではないのがマンション管理。
これはマンションだけではなく、商業ビルの管理も同じことがいえます。
>極論ではなく、マンションの管理人は生活そのものをサポートし、『人の命を守る』役割まで担うようになっている。責任は重いのに待遇はそれほどでもない。管理人の職に人が集まらないのは、こうした側面もある。
この一文は強烈な印象を与えますが、その通りだと思います。
そして、どこかで聞いたような気がしませんか?
そう、介護士さんや保育士さんと同じ状況といえるのです。
マンションは、多くの人やモノが密接つながっており、一見自分とは関係がないようなことでもすべて生活に直結しています。
大規模修繕、管理費問題、 管理組合の理事会そして管理人問題と、戸建てにはない「リスク」が生じるのがマンションです。
購入を検討されている方はこういった側面があることも十分ご承知おきください。
更新日時 : 2017年05月29日 | この記事へのリンク :