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東京都は20日、保育所の採光に関する規制緩和を国に提案した。
部屋ごとに窓を必要とする建築基準法の規制を緩和し、一定の条件を満たせば窓のない部屋も保育室に使えるようにする。
待機児童を解消するため、都市部の既存ビルの保育所転用を促す狙いだ。
※引用元:日本経済新聞より
これは素晴らしい提案となりそうです。
果たして政府がどのような見解をするのか大いに気になるところですが、保育所開設にあたってはいくつか足枷となる条件があります。
そのうちのひとつがこの「採光」に関する条件。
場所もOK,広さもOK、二方向避難経路、近隣住民の理解も問題なし。
しかし採光の条件が合わずに断念…こういったケースは決して少なくないのです。
この採光に関しては私も何度か経験がありますが、窓の数が少ないという理由だけで断念することもありましたね。
>保育室は現行規定で床面積の5分の1以上の大きさの採光窓が必要。建物がほとんど隙間なく立ち並ぶ都市部では窓がなかったり、小さかったりする部屋も多く、保育所への転用が難しい建物があった。
理想は上記のような採光があればいうことないのですが、どこかで妥協しなければ先へは進みません。
>規制緩和案では隣り合う複数の部屋を一室とみなすことを認める。
>全体として必要な採光窓面積が確保できれば、窓のない部屋も保育室として使えるようになる。
根本的に窓の数が少ないところでは後で増設することができないので、そういった面もケアしてほしいところです。
保育士不足もさることながら、保育所の開設に関する規制緩和はぜひ推し進めてもらいたいですね。
更新日時 : 2017年04月21日 | この記事へのリンク :