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今年のプロ野球が開幕してまだ2日目だが、早速「日本新記録」が生まれた。
記録が生まれたのは広島‐阪神の2回戦(マツダスタジアム)。10-6で阪神が勝った前日も両軍合わせて27本のヒットが飛び出す激戦だったが、この日も8-8のまま延長戦に入る死闘。5時間を超える熱戦は、最終的に広島がサヨナラ勝ちした。
そういった試合の中、圧倒的に目立ったシーンが「四球」によるランナーの出塁だった。
初回先頭の阪神・高山がフォアボールで出塁したのを皮切りに、両軍合わせて9回までに驚愕の26四球。これが80年ぶりにプロ野球記録を更新したのである。
※引用元:ギャンブルジャーナルより
2017年のプロ野球が先週末より開幕しました!
WBCもありましたので、開幕戦の感動は例年に比べて薄れていましたが、それでも待ち遠しかった野球シーズンの到来です。
さて、我が千葉ロッテは開幕3連敗とまったくいいところがなく、オープン戦首位の実績はいったいなんだったんだと思わせる内容でしたが、そんな中、80年ぶりに記録更新となった乱四死球戦がありました。
開幕2日目の広島×阪神戦で起こった出来事ですが、両軍合わせて28四死球。
すごいですね…。
安打の数も両軍合わせて27本というのも乱打戦の極みですが、それにしても聞いたことがない四死球の数です。
投手のコントロールや、打者の選球眼など色んな要素が絡み合っての結果だと思いますが、引用元の記事によると原因は審判にあるのではないかという分析をしていました。
>実はこの試合は開始前から「長い試合になる」ことが半ば決まっていたようだ。
>その理由が、この試合の球審を杉本大成審判が務めたこと。杉本審判はプロ野球界でも屈指の"厳格なストライクゾーン"を持つことで有名で、過去にも球審を務めた試合は4時間超えがざらである。
>試合時間の短縮が叫ばれている昨今の野球界で、真っ向から逆走している"名物審判"だ。
なるほど確かに厳格にストライクゾーンジャッジをされてしまうと細かすぎてフォアボールは増えるでしょう。
選手もプロですから、今日は「ここをとらない」とか「ここはボールにしてくれる」とか審判のクセを読み取るはずです。
そうなると負のスパイラルに陥る可能性は高くなります。
だからといって決して杉本審判が悪いとか、もう少し適当にジャッジしろとかいうつもりは毛頭ありませんが、それでも人間が判断している以上、こういったことも起こりうるというひとつの可能性を指摘してくれた記事でした。
また、この記事を読んでふと思い出した小説がありました。
「ストライク・ゾーン」(ジム・バウトン&エリオット・アジノフ著)という海外小説です。
>マイナー暮らしでくすぶっていた投手とこれで引退すると決めた老審判。意地と名誉を賭けた最後の檜舞台で全生涯を問う野球人情小説。
紹介文はいたってノーマルなのですが、この小説の冒頭に忘れられない一文が掲載されています。
天使と悪魔が野球をすることになり、天使はベーブ・ルースなどの名選手を揃えます。
対する悪魔は名選手たちではなく、審判を自軍に入れたのです。
そう、どんな名選手であっても審判のジャッジには逆らえない…。
ボールをストライクにできる、セーフをアウトにできる唯一絶対の存在、それが審判なのです。
もう20年も前の小説でしたが、この冒頭分は衝撃的でした。
まさに発想の転換でしたね。
記録ひとつとっても見方次第ではその印象が大きく変わってきます。
始まったばかりの2017プロ野球。
珍記録だけではなく、偉大な記録も達成してほしいですね。
更新日時 : 2017年04月04日 | この記事へのリンク :