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引越しシーズン中ということもあり、この2週間はアパート・マンションに関するお問合せが非常に多くなってきています。
当社管理物件で現在募集している賃貸住宅はたったの3物件ですが、それでも連日のように問い合わせが入るのですから、繁忙期真っ只中であることを痛感しますね。
さて、引越しの際に必要な手続きといえば、解約手続き。
現在ご実家住まいの方などには関係のないお話しになりますが、少なくとも将来的にアパートやマンションの賃貸借契約⇒解約という経験は1度はされるはず。
実際のところ、契約よりも解約に関することの方が重要になってくるので、知識として頭の片隅にでも留めていただければ幸いです。
というわけで、マイナビ賃貸さんで素敵な記事がありましたので、ご紹介させていただきます。
社会人なら知っておきたい不動産の基礎知識~賃貸物件の解約編~
社会人となっておりますが、学生さんもぜひ一読されることをお勧めします。
解約手続きの中で一番のポイントは預けた敷金に関することではないでしょうか。
敷金をなるべく多く戻すコツは?
※引用元:マイナビ賃貸より
>・借り物である物件を、借り物としてキレイに使うことが何より大事
これ、とても大事です。
ピカピカにしろとはいいませんが、清掃して退去するか、ほこりなどが残ったままで退去するかで敷金清算は変わってきます。
中にはゴミをそのまま置いていく方などもいましたが、それは大きなマイナス材料ですね。
>・大家さんも人。法律がどうこうとか、ガイドラインがどうこうという杓子定規に考えるのではなく、人対人の関係できちんと話し合いをすること
ネットなどに紛争事例のようなものがありますが、よほどのことでもない限り「法的云々」は持ち出さないほうが賢明でしょう。
どうしても清算の段階に入ると構えてしまう方が多いのですが、きちんとコミュニケーションさえとれば特段難しいことではないですし、おかしなことにもなりません。
変だなと思うところははっきりと相手に伝えるべきですが、最初から対決姿勢のような感じはスマートではありません。
>・傷などは可能なかぎり修復して、気持ちよく返すという心配りは大切。そういう気づかいからくる大家さんとの人間関係構築が、別の箇所で揉めたときに穏便な解決ができる(=敷金が多く戻ってくる)ことにつながることもある
その通りです。
結構多いのが「大家さんへの先入観」です。
何か余計に取られるのではないか、騙されているのではないかとネガティブに考えがちです。
以前退去された方でこういった事例がありました。
「きちんと家賃も払ってくれたし、退去時も清掃して期日までに返してくれた。誠実な方だったので、クリーニング代はいらないよ。」
そう言って、契約時には退去の際に必要とされていたクリーニング代を敷金から差し引くことなく、元の借主へ返金した大家様がいました。
こういう事例は珍しいことではありません。
※余談ですが、契約時からクリーニング代が決まっていることには疑問を感じます。
使い方は人それぞれですので、汚れも差があるはず。
当社の場合、賃貸住居のクリーニング代は退去後に立ち会いをし、見積もりを取って、元借主様にご説明の上でご請求しております。
ですので、契約時にクリーニング代金の記載はありません。
退去後の室内の様子を見なければわからないからです。
また、清掃して退去していただけると、クリーニング代が安くなります。
逆に汚れがひどいと高くなります…。
>やはり貸主との人間関係を軽視してはならないようです。
>人としてマナー、誠意をもって対応することが、敷金をより多く戻すために必要なことなのかもしれません。
昔ながらの下宿等でもない限り、直接貸主と関わることはほとんどないと思います。
主に管理会社とのやりとりが基本となりますが、ここでいう貸主との人間関係とは、言い換えれば管理会社を含めた「貸主側」との人間関係になります。
誠実に対応すれば相手も真摯に向き合ってくれますが、逆もまた然り。
解決というゴールは同じでも、言い方や伝え方ひとつでそのルートは大きく変わってきます。
困ったことがあっても「クレーム」にはせずに「相談」にしましょう。
きっと結果が違ってきますよ。
更新日時 : 2017年01月27日 | この記事へのリンク :