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興味深い記事がありましたのでご紹介します。
高齢者の住まい探しを手伝う不動産会社「R65不動産」は、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅ではなく、高齢者の「普通のお部屋探し」を専門に扱う会社だ。
※引用元:SUUMOジャーナルより
リンク先の記事を読んでいただければわかりますが、非常にホスピタリティ溢れる企業です。
★R65不動産公式サイト
世間的に高齢者という方であっても現役でバリバリ働いていらっしゃる方もいますし、多くの面でしっかりしていらっしゃる方は大勢います。
しかし、賃貸物件に入居したくても高齢者というだけで断られるケースは多いといえます。
理由は様々ありますが、そのうちのひとつに、孤独死のイメージがついてまわるのは否めません。
このあたりは入居後に管理会社と大家さんが連携してマメに様子を伺うなどすればケアできるのではないでしょうか。
もしご家族がいらっしゃる方であれば定期的に連絡をとってもらうということもできるはずです。
小規模のアパートやマンションですと管理人が常駐していることはありませんので、定期清掃の業者に様子報告をお願いすることも検討可能なのでは。
逆の発想ですが、単身者向けの賃貸物件は入居者の日中不在率が高いので、入居した高齢者に「管理人的」な定期報告をお願いするというのも面白いかもしれません。
※建物の不具合や気になったところ、雑草が生えている、〇〇号室が長期不在のようだetc.
>実際に高齢者の方が入居した物件の大家さんと話をしたら、(1)長く入居してくれる、(2)生活のマナーがいい、(3)クレームが少ない・感謝されるといった、高齢入居者ならではの良さを聞くことができたという。
こういった実例はもっと広まってほしいですね。
高齢者問題は賃貸経営者や管理会社にとっては入居規定を見直すよい機会かもしれません。
実態把握が必要ですが、高齢者需要は無視できない状況になってくるでしょう。
空き家も含めた賃貸物件の空室率は上昇の一途。
また2015年の国勢調査により、4人に1人が65歳以上という時代を迎えてしまっています。
今後は民間だけではなく、行政相談窓口を設けるなど、高齢者への賃貸入居サポートが必須となってくるでしょう。
更新日時 : 2017年01月09日 | この記事へのリンク :