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先日、テレビCMもたくさん流している某紳士服店に行ってきました。
普段はたまにしか行きません。
なぜなら某家電量販店のパソコンコーナーとかでもそうなのですが、ちょっと商品を見ているだけで
「何かお探しですか」と声をかけられるのが苦手なのです。
自分で探して見つけるのが楽しみなので、声をかけられると気持ちが萎えるんですよね。
店側からすればそれが接客マニュアルなのもわかりますが…。
話は戻り、また声かけされるんだろうなと思いつつ店内に入って目的のコーナーに到達。
男性店員さんは私の存在に気づきましたが、声をかけてきません。
少し不思議に思いましたが、しばらく商品を選んでからアドバイスをもらおうとこちらから店員さんに尋ねました。
すると、希望通りの商品を1点だけ持ってきてくれました。
この店員さんはデキる方だなと瞬時に感じましたね。
いくつも商品を持ってくる方は希望ポイントを把握していません。
だからあれもこれも持ってくるのです。
大まかなサイズと身長を伝えただけなのですが、自分の体形にピッタリの商品でした。
さすがにウエストは何本か試すだろうと思っていましたが、一発でビンゴ。
これには驚きました。
こう来るとあとは小物類を勧めてくるのがパターンなのですが、こちらの店員さんはそういうそぶりは一切なし。
むしろ「無理にこの場で買わなくても家にあるもので十分対応できますよ」とアドバイス。
しかし、そう助言を受けたものの、結局その他の小物類も買ってしまいました。
そして会計を終え、店を出たあとにこう感じました。
またこの店員さんから買いたいと。
多くのトップセールスマンと言われてる方たちは「売る営業はしない」といいます。
それは同じ売るという行為でも、自分からは動かないで売るというセールスの神髄を理解しているからだと思います。
また顧客の多くは店やブランド名ではなく、人(=店員、営業マン)から買うものだとも。
「営業をしない営業力」を直に感じた好感接客でした。
更新日時 : 2016年09月15日 | この記事へのリンク :