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あのチャラいノリは不動産業界特有の文化?

不動産業界特有の文化


面白い記事がありましたのでご紹介します。



◆不動産会社の営業マンは、なぜチャラく見えるのか?
http://news.livedoor.com/article/detail/11826449/



同業者の立場からみて、そうだなと思うところもありましたが、いやそれは違うのではと思うところもいくつかありました。



「不動産会社の営業スタッフといえば明るく快活なイメージ。まあ、暗いよりは明るいほうがいい。

だが、筆者が先日引越しをした際、担当スタッフの「快活の域を超えたノリ」に若干戸惑った。

言葉を選ばずにいうと、とてもチャラかったのだ。

彼は極端な例だとしても、そういえば不動産会社、特に賃貸の営業スタッフにはそっち寄りの人が多い気がする。

業界特有の文化なのだろうか?」

※本文より抜粋



確かにボソボソと暗い感じよりは、体育会系ではありませんがハキハキと元気がいい方のほうが安心しますね。


※意外かもしれませんが、結構オドオドしながら内見案内にくる営業マンの方が結構いらっしゃいます。緊張しているのでしょうか…。



ですが、さすがに「快活の域を超えたノリ」はあり得ないですね。



記事本文にも記載されていますが、ここ数年来「~っス」という言葉使いの同業者(特に若い方)が結構います。

物件確認の問い合わせ電話や内見中でも「~っス」「~なんスけど」「マジっすか」などなど、他業界では絶対に考えられない言葉がぽろぽろ出てきます。


「~でさあ」「~なんだけど」

初電話や初対面でもこういう言葉が出てくることがあります…。




そして、驚いたのがこの一文でした。


「あえてタメ口に近いフランクな話し方をさせていただくこともありますね」



さすがにこれは違うなと思いました。

いつからお客様とお友達になったのでしょうか…。

仮に友人関係であってもこれはないでしょう。




不動産業はサービス業だという意見は私もその通りだと思います。

それはエンジニアであっても、職人であっても、結局行きつくところは同じ。

業種は違えど人が介在し、エンドユーザーと繋がっているビジネスである以上は、ほとんどがサービス業と言ってもいいのではないかと思います。



しかし、先ほどのようなことが不動産業界のビジネスマナーだと思われてしまうと、同じ業界人として恥ずかしい限りです。


記事に出てくる店長さんもきっぱり否定していましたが、これは決して「不動産業界特有の文化」などではありません。


※少なくとも大手といわれる企業の営業マンの方たちはこのような言葉使いはしませんね。



「言葉は心の使い」(心に考え思っていることは,自然に言葉に表れる。)


「言葉は立ち居を表す」(言葉はその人の性格や行動を表す。)


「言葉は身の文」(言葉はその人の品位を表す。)


そして「親しき仲にも礼儀あり」です。



私の考え方が古いのでしょうか(苦笑)


ただ、この言葉使いというのは、良い不動産営業マンを見極めるポイントのひとつになります。


実際に事務所へ来店しなくても、問い合わせ電話での話し方から大体の人柄というのはわかってしまうものです。


顔が見えない分、尚更ですよね。



私も改めて身の引き締まる思いがしました。


気を付けなければいけませんね。

 

 

更新日時 : 2016年09月04日 | この記事へのリンク : 

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